☆実践算命学・基礎レッスン③-17
今回から、十大主星の説明を入れて行きましょう、十大主星と言うのは、10種類あります.
貫索星、石門星、鳳閣星、調舒星、禄存星、司禄星、車騎星、
牽牛星、龍高星、玉堂星の10種類の星を十大主星と言います
算命学の陰陽思考は、すべてを陰と陽の2種類を一極にして考えて行くために宿命に出て来る陰占と陽占は、すべての見方の基本として使って行きます。そのために、この十大主星と言うのは、宿命内ならば、陽占の中に入っている星になります。
しかし、すべてで使うだけあり、後天運と言って、10年ごとに回って来る大運や、毎年回って来る年運にも、この十大主星が付いてきます。そこで、まずは宿命内にある十大主星の見方をやって行きましょう。
この十大主星を説明する為に、基本的な形として、一番重要な発想になるのが、この10種類の星を「五本能に分ける」と言う説明からのスタートになりますが、算命学思考は「陰陽説」であるのと、同時に「五行説」と言って、すべての物事に対して、陰と陽に分けると言う形と、もう一つは、すべての物事を5種類に分類すると言う発想があります。
そのために、この十大主星の10種類に対しても、5種類に分けて、それぞれに陰陽を付けて行きます。
今回の説明は、この五本能からです。この「すべての物事を5種類に分ける」と言うのは、無理にそう分けて居るのではなくて、良く考えれば、あらゆるものは、「5」と言う数字で出来て居る訳です。
そのために、この物事を五種類に分類するという形を、「五行諸類考」と言って、何でも、5種類に分類できます。
例えば、感覚器官として、人間が何かを感じるものは何かと考えてみると、「見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触る」と言う形で、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の、感覚で感じるし、またお互いが共通にそれを使って、理解しあっている訳ですね?そのために、この感じる形を「五感」として分類している訳です。
これは、手足の指を考えても、5本ずつだし、そもそも、この「五感」と言う感覚を考えても、顔の中には、目があって、耳があって、鼻があって、口があって、そして、手がある訳ですが、これも、それぞれが2つずつになっているのです。
鼻で考えれば、1つのようですが、鼻の穴が2つになっていて、その使い方も、匂いを嗅ぐ以外には呼吸もするという、陰陽の2つの役目がある訳です。
同じように、口を考えれば、これは唇が2つある訳で、これにも、食べるのと、しゃべると言う、2つの役割があります。
ですから、内臓で考えても、五臓六腑と言うように、元々生活の中に言葉も入っている訳ですが、この五臓も、腎臓、肝臓、すい臓、心臓、肺の5種類がいわゆる内臓ですね?
ちなみに、五臓に対して六腑と言う「6」になると、これは、高さも考慮すると言う理屈になるので六基点で考えるのすが、これも、基本は五基点で考えます。「蔵」と言うのは、中身が詰まっている臓器を5つに分けて居て、六腑の「腑」と言うのは、中身が空洞の器官を指します。こう言うふうに、この「陰陽五行説」を使って、十大主星も、5つの本能に分けて考えて行きます。