手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-56

   

算命学では、この星の強弱の捉え方の見方にもいくつかあるのですが、この強弱というのも、肉体と精神の2つで考えるのです。それは、単なる肉体だけならば、1年経てば1歳になって、2年経つと又年を取りと、単に寿命までの肉体の有無という事だけですから、その一生の人生の生老病死流れに対して、もう一つ精神も考えるのです。ですから、肉体に対しての霊魂という事でもあります。

この霊魂があるからこそ、物を感じたり、考えたりするという事によって、喜怒哀楽もあるし、肉体と霊魂は一対になっていると捉えます。

そのために、同じ強弱でも精神力としての強さも考えるのです。

この図は陰陽図(太極図)ですが、算命学は陰陽五行説と言って、物事を5つに分類しさらに陰と陽で対比させます。この図は「陰窮まれば陽となり陽窮まれば陰となす」と考えるのですが、このオタマジャクシのしっぽはもう一つの頭に接するというように、窮まるという事はまた違う物とつながっている事を意味しています。

これを十二大従星で考えると、この世のトップは天将星なのですが、その天将星自身も次には天堂星から天胡星、天極星と死に向かって肉体エネルギーは弱まって行くという事を意味します。

ですから、天将星はいかにも最強とは言っても次にはすでに弱くなっていくのです。

こういう分類によって、身強の星は天南星・天禄星・天将星とし、その正反対の身弱の星は、天報星・天極星・天馳星の3つになります。ですから、この比較でわかるように、肉体的には弱い分、身弱は精神力は強いと分けるのです。

そして、その残りの天印星・天貴星・天恍星・天堂星・天胡星・天庫星は、身中と言います。

さらに、年代として捉える場合は、天庫星はすでに墓に入っているので、身弱に入れるという事もあります。こういう分類は陰占法と言って、干支の解釈になったら詳しくやる事にしましょう。

この段階では、大きく捉えてこの世で活躍する年代として、天南星、天禄星、天将星が最身強と言い、天報星、天極星・天馳星は最身弱というという所まで覚えてください。

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