手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-52 

   

今回は、いつものように、天将星を持っている有名人を探してみましょう。

三木谷浩史さん

楽天の三木谷さんは、中年期に天将星があります。天将星の出て来る場所としては、中年期にある方が一番その強さを発揮出来るのですが、これは中年期というのが、当然、いわゆる働き盛りの年代として、一番活躍しなければならない所になるために、強い星を活かしやすい訳です。
さらに彼は、石門星と禄存星があり、組織の運営には適している星もあり、文字通り実業家としては、悠々とした配列を持って居ます。

ただし、同じ生年月日の人がみなトップの企業を率いる訳ではありませんから、
持たされた星をどう使って生きて来たか?という事の方が、問題になるのです。

ですから、これはどの星でも言えるのですが、じゃあ、天将星がないから親分にはれないという事では全くなくて、最後は「星離れをする」と言って、最終的には、星の種類とは関係なく人間の生き方を説いている事になります。

そのために、トップの資質というのは、幼少期からの現実的な苦労があって、それをバネにしてどれだけその環境から学び、より大きな人間になれるか?という事が、問題になる。と言う事であり、当然、元々持っている方が活かしやすいとは言えますが、要するに、天将星があってもなくても、「人の上に立つ人」は?という人生行程として、生き方を表している訳です。

トップというのは当然、その人に付き従う人たちがいるからという事ですから、自分だけで組織は作れません。そのために、素質としては人を引き付ける魅力があるかどうか、という事でもあり、これはいわゆるカリスマ性も必要になります。しかし、基本的にはそれだけに、寄って来た人に対しての、いわゆる面倒見の良さもありますね?

という事は、それぞれの人の立場になって考えてあげられるか?という事でもあり、人を使うという事は、それぞれを助けるという奉仕の精神も必要なのです。その助け方としては、真夏に毛皮をあげてもいらないし、真冬にソーメンを出しても食べたくないというように、それそれに対して、いわゆる「間に合う助け方」が出来るか?という禄存星の精神が必要になるのです。

もちろん、石門星のいわゆる政治力も必要になりますから、その時代時代にあった経営を率いる素質も大事と言えます。

こういうふうに十二大従星も十大主星と組み合わせて行くと更に詳しく見ていけるのです。

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