手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-16

   

 

今回は水性の陰の説明からです。

水性 陽 壬水 海・大河
   陰 癸水 雨・霧・露

水性の陽の壬水は水量の多い、海や大河や湖として陰の水性の癸水(きすい)は水量の少ない方の質を考える訳です。そのために、雨や露を代表として、霧やもやなどのように、気象現象としての少ない水と、もう一つは、大河に対して小川などのような小さい川も癸水に数えます。
そうすると、水の役割の中でも、人間にとっての大事な形としては、飲料水と言う事になり、真水にもなる訳です。そう言うふうに、水性の中でも陰陽を比較すると、陽の方は氾濫して大水になったりすると言う、良くも悪くもスケールが大きいものに対して、この雨露の方は、大器晩成型となり、コツコツと同じ事をずっと続けて行くうちに、小川が川に流れて、大海に合流するように、積み重ねた努力は、年齢と共に成果が上がって行くという特色があります。

癸水日干の方を探してみると

1940年5月20日生まれ

こちらはプロ野球の王貞治さんです。この配列は巳月の真夏の雨の情景ですが、金性の水源もあり水の補給がありますから、泉のような姿になっています。彼は、本当の生年月日は、5月10日との事ですが、解って居る場合には、本当の生年月日を基準に取ります。

1940年5月10日生まれ
そうすると、亥水が丑土に変化しますが、丑土は冬の湿土と言って水性を含む冬の土用生まれになっていますから、水性の数値は大きく変わらないようです。 当然、10日の違いでも、運命行程は違ってきますが、国民栄誉賞を始め、たくさんの名誉や名声を得て居る事から見ると、主星の牽牛星の本来の命式が生きているようです。
こちらは、女優さんでモデルのりょうさんです。

涼しげなと言うイメージから、最初は「涼」さんだったそうですが、この宿命は冬の雨ですから、涼しいどころか、雪景色のような情景ですが、イメージの通りに色白でクールな魅力の方ですね、
ちょっと高度な解釈コーナー

彼女の場合には、支合するとすべての五行が水性になっていて、この形は水性一気格と言う格に入って居ます。ちなみにご主人もこの格になって居る珍しい組み合わせのご夫婦です。

ご主人のTOSHI-LOWさんは、亥寅の支合によって、木性しかない、木性一気格になります。こう言うふうに柄が合うと言って、配列が似ている同士は相性が良いと見ます。
どちらもなかなかない配列ですから、赤い糸のご縁を感じますね。

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