手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-49 

   

十二大従星の説明をして行きましょう。


「十二大従星の種類」
天報星・天印星・天貴星・天恍星・天南星・天禄星・天将星・天堂星・天胡星
天極星・天庫星・天馳星

最初のうちは、それぞれの十二大従星のイメージを捉えてもらうために、
簡単に年代別の特徴を説明して行きます。

今回は天禄星の「壮年期の星」の説明からです。

ここまでの説明は、天報星の胎児の星、天貴星の学童期の星、天恍星の思春期の星、天南星の青年期の星と、胎児の時代から、一番体力のある青年期の時代までの流れでしたが、それに続くこの天禄星の時代はその青年期の続きですからだいたい独身時代から結婚して家庭を持つ年代として、いわゆる“所帯盛り”の時代に入って来ます。

ですから年代的には30代後半から40代位の頃で、この年代は仕事もしっかりと定まって来てサラリーマンの世界ならば、中間管理職からさらに上を目指す年齢になる訳です。
そのために天南星の独身の時代で、少々のやんちゃをしていても自分一人だけの事で済んで居た流れだったものが、家庭にあっても、社会的にも責任が伴う年代となり守らなければならないものが多くなる事になります。

当然発想は保守的な守りの質となり、冒険をしない手堅さが必要になる年代です。そのために天禄星の気質というのは、勝ち目のない勝負はしないとか、すべての行動は過去の実体験やノウハウに従いけして暴走はしない、という気質を持ちます。

さらに社会的な役割を考えれば、次期のトップを目指しながらも、自身はその

トップを補佐する立場に立つ事になりますが、この補佐役というのはトップの指示に従い、実務を担当する形になる訳ですから、自分の意見は進言はしても、あくまでもトップの意向を具現化する事にあります。

そう考えれば空想や夢のような世界では実務は任せられないために思考回路は現実優先の思考になります。そのために気質としては面白味に欠けるでしょうし、その慎重な所は地味な持ち味になります。

しかしその安全思考は、恋愛対象よりも良いお父さんや良き夫として間違いのないキャラクターにもなり、又、それだけ身内びいきが強く外的から守ろうと言う意識も強いのです。

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