手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-39

   

十二大従星の説明を続けましょう。


「十二大従星の種類」
天報星・天印星・天貴星・天恍星・天南星・天禄星
天将星・天堂星・天胡星・天極星・天庫星・天馳星

最初のうちは、それぞれの十二大従星のイメージを捉えてもらうために、
簡単に年代別の特徴を説明して行きます。
今回は天報星の「胎児の星」の説明からです。

胎児の星というのは、文字通りお母さんのお腹にいる時代を表します。
ですから、まだ、生まれ出て来れるかどうか分からない時になる訳です。
そのために、あの世からこの世に戻って来て、言わば待機しているような段階にあたります。

そう言うふうに、この十二大従星を「この世の星」と「あの世の星」に分けて、さらに、天報星だけはあの世とこの世の中間にいると捉えます。
これは、仏教的な考え方では、中有に当たるのですが、この中間の所を、「前世の星」と考えます。

胎児というのは、十月十日で生まれて来るのですが、その間にはすごい勢いで細胞分裂をしている訳ですね?そのために、この天報星を、「変転変化の星」と言います。この変化するエネルギーを、そのまま人間の運勢に当てはめてみると、運が非常に変化する事になるのです。

これを、環境で考えて見れば、引っ越しが多いとか、職業変化が多いとか、
と言うふうに、自分の居場所や立場が安定しない形になるし、性格で考えれば、
気持ちもクルクルと変わる事になり、これは「お天気屋さん」と言われて居て
“今泣いたカラスがもう笑う“とか、”女心と秋の空”と言うふうに、

気まぐれで、テンションの上がり下がりが激しいという特色があります。

しかし、それだけに物事に対する対応力には見事な所があり“聖徳太子がいっぺんに10人の話を聞きわけた“と言われているように、物事が同時進行して、いくつもの案件を抱えて居ても、それぞれに処理できる対応力になって出て来ます。

星のエネルギーと言うのは、どの星でも、それぞれの使われ方になって来ますから、巧く使えれば、記憶力が抜群で、物事の核心部分だけを上手に捉える能力にもなるし、反対に、単に何にでも手を出すけれども、飽きっぽくて、どれも続かないという形で、職業が転々として定まらないというふうにもなる事もあるのです。

 

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