手習い算命学

実践算命学の電子寺子屋で一緒にお勉強してみませんか

☆実践算命学基礎レッスン③-3

   

今回は陰陽五行説のでは、「五行説」の方はどう考えるかです。これは、すべての物事を「5」分類して行くと言う発想をするのです。

自然界の一番大きな分類として、地球上に存在している成分を考えると、木性、火性、土性、金性、水性の5種類に分けられます。

そのために、五行説と言うのは、木火土金水(もっかどこんすい)と言って、常に出てくる言葉になります。
ちなみに、地球上ではと言いましたが、元々、算命学は「人間小宇宙論」と言って、元々、天空にある星として、肉眼で見える星も、木星、火星、土星、金星、水星の5種類だった所にもつながっているのです。

この「5」分類も、普通は、当り前すぎて深く考えて居ないものなのですが、
例えば、人間の手や足の指は5本ですし、臓器を考えても、肝臓、心臓、脾臓、肺、膵臓と言う、五臓として昔から普通に使っていますね?

「首」を考えても、胴体と頭を繋ぐ首が1つ、手首が2つ、足首が2つで5つ。人間が何かを感じるための器官は、目、耳、鼻、口、手によって、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五器官で、五感で感じる訳ですね?
これは、五行諸類考と言って、それぞれを五感にしろ、五色にしろ、すべてを分類して行く事になって行きます。

余談ですが、この数字にも数秘術的に、意味がたくさんありますが、
元々、「5」と言う数字はこの世で生きている間に使う数字になっていて、

亡くなった人を弔う時には、三回忌、七回忌、とかその倍数の時に行いますが、五回忌や十回忌と言うのはない訳です。

 - 実践算命学基礎レッスン