手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-45

   

 

 十二大従星の説明をして行きましょう。

「十二大従星の種類」
天報星・天印星・天貴星・天恍星・天南星・天禄星・天将星・天堂星・天胡星
天極星・天庫星・天馳星

最初のうちは、それぞれの十二大従星のイメージを捉えてもらうために、
簡単に年代別の特徴を説明して行きます。

今回は天恍星の「思春期の星」の説明からです。

思春期と言うのは、だいたい中学生の年代の星が天恍星になります。思春期を考えてみると最大の特色は、肉体的にはだんだん大人に向かい男女それぞれに、第一次性徴があらわれる年代になって来る訳ですから、いわゆる色気付いて来る所になる訳です。

しかし、まだ、当然精神的には子供の年齢ですから、誰でも一番、気持ちと身体のアンバランスな時期となり、その葛藤から、むやみに反抗的になり、親や先生などに対しても逆らいたい衝動や、ファッションなどでも人と違う奇抜なものを選んだりと言うふうに、反抗期に当たる年頃のエネルギーになります。

そのために、その気持ちのブレから、その強弱によっては、家出をしたり非行化したりする事もある所から、「反発反抗の星」「生地生家を離れる星」「色ごとの星」と考えます。

それをキャラクターに置き換えれば、華やかで冒険的な世界に憧れたり夢が大きく膨らむ事から、表面的には明るくて人を楽しませる事が大好きな、派手やかな気質になりますが、反対に内面には暗さを秘めていて、非常に寂しがり屋な面も持っている事になります。
こう言う、不安定な波動は、現実から離れた、虚業の世界の憧れにもなりやすいために、芸能界や水商売などの不安定な世界の波動と同調して、実際にも多く見られるものです。

又、この憧れが、海外に対する興味になる場合もあり、天恍星の中には「海外縁」という意味も持って居ます。

ですから、今居る現状に不満を感じて、未知の華やかな世界に対する憧れから冒険的に進んで行くという、若いエネルギーが全ての、天恍星の基本にある訳です。そのために、気持ちは思春期ですから、実年齢よりも若く見えるのも特徴になります。

天恍星というのは、正式には「てんこうせい」と読むのですが、この「恍」という文字が、ピカッと光っている事から、「てんぴかせい」と通称で読む事の方が多いのです。そのために文字通り、この「恍」というムードで、考えると特徴が掴みやすいかと思います。

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