手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-33

   

 

十大主星を五本能に分けて、気質の中心にある主星を中心に見て行きましょう。有名人を使って並べてみる事で、ニュアンスを捉えて下さい。

今回は車騎星からです。

車騎星は、攻撃の本能の「陽」になります。この十大主星の陰陽の違いとしては、物事は陰陽一対で成立しているという、陰陽論から出来ているのですが、これは、一極二元論で、例えば、「人間」と考えれば、そこには「男性」と「女性」がいると言う事になるし、「一日」と考えれば当然「昼」と「夜」があるから、一日を形成している訳です。

そのために、この十大主星を五本能に分けて考える中でも、陽は男性的、陰は女性的と考えても良いし、陽は能動的で積極的、陰は受動的で補佐役な役割をするというように、すべてを対比させて考えます。

さらには、陽の意味には単独で陰は複数という対比も出来るのですが、この車騎星の攻撃本能の陽も、同じ攻撃力を発揮する気質でも、単独行動型になります。
ですから、次に出て来る牽牛星の陰の攻撃と対比させると、車騎星はゲリラ戦的で一匹狼型なのに対して、牽牛星は集団の攻撃で、正規軍の闘いという、イメージの違いがあります。

そのために、車騎星には一本気とか、ストレート、ある意味では単純な面があり、牽牛星と比較すると、あまり上品とは言えない面もあるのですが、それだけに義侠心があって、“弱気を助け強気をくじく”というふうな、情的な面もあります。

スピーディで、即断即決型が多いのですが、その分、そそっかしくて思い込みが激しい所があり、突っ込み過ぎる面が出て来ます。

ただし、攻撃の本能というのは、すべてが戦うだけではありません。歩く、走る、飛ぶ、座る、立つ・・等々の、動作は常に筋肉運動ですから、行動する事はすべてこの攻撃本能に入る事になります。

 

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