手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン2―31

   

十大主星の十干同士の組み合わせによって、さらに、それぞれの十大主星の意味も変わって来ますという話を続けています。

貫索星と石門星は、同じ十干同士の組み合わせですから、分りやすかったと思います。さらに、貫索星が出て来るのは、陽の十干同士か陰の十干同士と言う事ですから、要するに同じ十干同士から出て来ます。

石門星の場合には、陰の星ですから、前回説明したように、掛け合わせが

「-」になれば良いのです。

そのために、甲木日干ならば相手は乙木と言う事になり、これは+×-=-になる訳です。

そこで、洩気の組み合わせとして、鳳閣星まで来たのですが、その中でも、最初は「木生火」の関係と言う事になります。そうすると、鳳閣星はあくまでも鳳閣星ですから、同じ意味として、伝達の本能の陽ですという事から、何かを伝えたいという本能と言う事には変わりはありません。

さらに、洩気と言うのはエネルギーを出す方ですから、これが遊びもエネルギーを出す方で、お金ならば使う方が洩気です。

そして、この鳳閣星でもさらに五行の質を入れる事によって、細かいニュアンスの違いが出て来る事になります。

算命学はすべて理論がありますから、当たり前に理屈通りに組み立てて行けば良いのです。あとは表現の仕方の違いと言う事であり、基本的な意味を外さなければ、どういうイメージでも構いません。

組み合わせを考える時には、自干に対して他干の方の、何から出てきたのか?で考えます。そうすると、甲木の場合には相手が丙火ですから、丙火の意味を考えます。

丙火は、太陽でしたね?太陽は当然明るい訳です。そのために、甲木日干の鳳閣星と言うのは、明るさがあるという事です。

ですから、同じ伝え方でも、太陽は万物を照らすように、公平で正確な伝達と言う事で、それも明るく伝えるという鳳閣星の伝達になると、繋がって来ますね?

さらに、丙火は同じ火性でも丁火が、人工的な灯りの方に対して、何と言っても天然、自然の物ですから、鳳閣星の意味の遊びならば、大自然の中で楽しむという形で、アウトドアになります。そのために、山登り、スキー、マリンスポーツと言うように、外で遊ぶ方になる訳です。

そうすると、甲木日干の人が何かを伝えたいと思ったら、暗く、はっきりしない言い方では、伝わらないよ、と言う事で、明るく、誰にでも分るようにしゃべると自分も生きるのです。

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