☆実践算命学・基礎レッスン③-14
今回は辛金日干の人を探してみましょう。
こちらはフィギュアスケート金メダリストの荒川静香さんの宿命です。
彼女は子月生まれの真冬の宝石ですから、まさに氷上の宝石は、ピッタリこの宿命の映像とマッチしています。辛金はプライドが高く高貴なイメージがあると同時に、受賞にも強いものを持って居ます。
この命式は美輪明宏さんです。こちらは巳月の夏生まれですから、そのままでは大事な宝石が溶かされてしまう危うさを持ちながらも、東方には湖に当たる壬水を持ち、それがぶつかり合っていると言う複雑な配列を持って居ます。
☆ちょっと高度な解釈コーナー
十二大従星を見ると、天恍星の華を持ち、天極星天馳星のあの世の星を使い精神的な導きをする形で宿命を活かしています。
主星の石門星は清濁併せのむ和合性を持つ星で政治家や宗教家に必要な星です。禄存星は愛情奉仕の星と言って、この組み合わせは宗教家や、政治家としてもやって行けるものを持って居ます。
こちらは、小泉純一郎元首相です。辛金が3つも並び、宝石の美学を貫く力強さを持って居ます。丑月の冬生まれの宝石は、凍っている土の上の宝石となり、合理的に冷たく輝くムードがあります。
☆ちょっと高度な解釈コーナー
この配列は金性一気格となり、宿命はすべてが金性一色になる形を持って居ます。世の中が金性の時代となり、まさに彼の出番が回っての総理就任でしたが、
金性の役割は、改革の星であり、それを集団の力によってある種の革命を起こす配列ですから、国民の世の中を変えようと言う意志の後押しがあってこその登場で見事に役割を果たしました。
ただし、ここまでの偏りの配列は、出番も限られる事にもなります。
反対にその分、世の中の流れと一致すると、見事に役割を果たせるのです。
荒川さんの五輪の快挙も、まさに日本が西方金性の時代に入った、その反映で彼女の最高の演技が花開いた訳です。あの輝きは今でも目に焼き付いていますね。