☆実践算命学・礎レッスン2―83
宿命内には、陰占と陽占がありますが、陰占と言うのは生年月日から干支に置き換えたものになります。この干支は六十干支といって60種類あるのですが、これは元々、この世の森羅万象の世界を符号化したものになっています。
そのために、この割り出した固有の干支の世界は、それを自然図に戻して映像化する事が出来ます。自然図と言っているのは、元々、自然界には木火土金水の五行の成分がありますから、その符号化したものを、再度、絵にしてみると言う形で、分かりやすいようにビジュアル化してお見せしていると考えて下さい。 ですから、この図と言うのは、慣れて来るといちいち絵にしなくても当たり前に干支を読み取っていけるようになるので、そのためのイメトレをやっているのです。
前回のこのお二人の自然図を再度見てみると、見てすぐわかるように、木火土金水の中で雨の水性が多いと言う事ですから、この映像は日干の山にはたくさんの雨が降っていると言う事になります。これがそれぞれ自分が生きている世界ですから、少なくとも、太陽がさんさんと照っている山ではないでしょうし、全体に静かな情景でもありますね。
こうやって、1つずつこの映像を読み取って行くのです。