☆実践算命学・基礎レッスン2―30
今回は、鳳閣星が出て来るエネルギーとして、最初に「木生火」で考えてみましょう。木性は甲木と乙木で、火性は丙火と丁火です。
同じ木性でも、陰陽がありますから、甲木が「陽」乙木が「陰」です。同じように、火性も、丙火が「陽」丁火が「陰」です。
この陰と陽の組み合わせとして、これまでやってきた貫索星ならば、どちらも同じ五行で、さらに貫索星と言うのは、陽同士か陰同士から出て来て、石門星と言うのは、同じ五行であっても、陰陽の関係から出てきた訳です。
鳳閣星の場合には、必ず陽同士か陰同士の関係から出て来ます。相生の関係は、木生火、火生土、土生金、金生水、水生木ですから、鳳閣星の関係も、この5種類の中で、陽同士、陰同士を当てはめます。
木生火の関係としては、甲木と丙火の関係によって、鳳閣星が出て来ます。日干が甲木の人は、他干が丙火から鳳閣星に出て来る事になります。
十大主星の成り立ちとして、必ず、十干同士の掛け合わせには、陰陽が関係して来ますが、この考え方としては、掛け算で考えると分りやすいと思います。
鳳閣星が出て来るのは、必ず、陽同士か、陰同士から出て来ますという事は、+×+=+で、-×-=+と言うように、どちらも{+}の陽になります。
鳳閣星は陽の星ですから、掛け算すればよい訳です。
★おしらせ
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