手習い算命学

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☆実践算命学・基礎レッスン③-19

   

十大主星の説明の続きで、今回は鳳閣星・調舒星の説明からです。人間の本能を五種類に分類して、この「五本能」に対して、十大主星の10種類を振り分けると言うお話の続きです。

貫索星・石門星~守備本能
鳳閣星・調舒星~伝達本能
禄存星・司禄星~引力本能
車騎星・牽牛星~攻撃本能
龍高星・玉堂星~習得本能

鳳閣星調舒星は伝達本能に分類されますが、この伝達本能と言うのは文字通り、物ごとを伝えると言う意味です。そうすると、これを本能から考えてみると、この伝えると言う行動は言葉として、しゃべって伝える、いわゆるおしゃべりがありますね?

更には、これを文書などを、紙や、昔ならば木簡があったように、何らかの媒体を使って伝えると言う事もあるし、当然、現代ならば、携帯電話やインターネット等々と言うように、機械を使っての伝達の方法もたくさんあります。

さらにこの伝えると言う形の情報伝達の中身を考えれば、公共の世界で考えれば、地震が来たとか、火事があったというような危機管理上の伝達の「広報」に当たる、伝達もあるし、商業的に考えれば、コマーシャルをする事で、商品の内容を伝える宣伝業や、マスコミ関連としては、アナウンサーなどのように、ニュースを伝える形も入ると言うふうに、何かを伝えると言う形は、あらゆる社会活動の中に入って居る訳です。

そして、この伝えると言う中には、情報だけではなくて、芸術的な範囲で考えれば、絵画や彫刻などや、音楽の分野などのように、自分の感じた事を、芸術的な世界で、伝えようとする世界もありますね?

そのために、この鳳閣星調舒星と言う十大主星の気質と言うのは、「何かを伝えたいと言う意識が強い人」と言う事になるし、さらには、伝え方が上手な才能も持っているという人も出て来ます。

ただし、上手に使えば上手な伝達になりますが、当然、下手をすると、そのおしゃべりや、自分をアピールしたい性格が、“騒音”になってしまう人もいるかもしれませんから、まずは、あくまでも、この段階では十大主星を、それぞれの五本能に分けて居ますから、どの星の気質にも一長一短はあるのです。

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