☆実践算命学・基礎レッスン2―78
今回は、火性の映像を考えてみます。木火土金水の中の火性は、自然界の熱源としての「火」になります。陽の火性は丙火で、陰の火性は丁火に分類します。陽の火性は大きいとか熱量も大きい方で、陰の火性は小さいとか熱源も弱いものと分けます。
そうすると、なんと言っても圧倒的な火性は丙火の太陽で、丁火は灯火として、ろうそくの火やたき火の方になります。ですから、丙火の天然の火力に対して、人工の火力として、煮炊きなどの実用的な火力が丁火です。
このお二人は、パッと見て分かるように、非常に明るいと言う事が分かると思いますが、同時に、相当、情熱的な方でしょうね。
この配列は、キャンプファイヤーのような映像ですが、よく考えると太陽が照っている昼間では、炎が良く見えませんね?と言う事は、限られた世界で生きる事にもなりそうです。
ちなみに、同じサッカー選手でも、クリスティアーノ・ロナウドさんを出して見ると、全く違う映像ですが、この配列は次に出て来る、戊土の山岳があり、そこには草原が広がっている映像です。日干乙木の心はかなりの努力家なのが分かります。トップスターと言うのはけしてまぐれではありませんね?さらに乙亥と言う干支には、職人芸などで感性を生かせると言う意味もあります。
丙火の象意は太陽で、キーワードは明暖で、丁火の象意は灯火でキーワードは孤明です。
これは、なんと言っても太陽系の地球にとっては圧倒的な存在が太陽なのに対して、丁火の火力は人間にとっては、火がなければこれも生命にかかわるものにもなります。
そのために、十干五行はすべて対等で、それぞれの価値には優劣もないのです。
宿命図と言うのは、生まれ持った自分の生きる世界で、その中で、今生でのお役目を判断して行くのです。