☆実践算命学・基礎レッスン2―76
今回は、ちょっと方向を変えて陰占の自然図の説明を挟みましょう。
十干と言うのは、元々、自然にあるものを甲乙丙丁戊己庚辛壬癸という符号に置き換えてあります。算命学は陰陽五行説と言って、すべての物事を5分類してさらに、その中を陰と陽に分けて考えるのです。そのために、この十干と言うのは、自然界にあるものを木性・火性・土性・金性・水性に分類し、さらにその中を陽と陰に分けて考えます。
まず、木性を考えます。木性と言うのは、植物です。五行成分としては唯一生命があるものをここに入れます。
そうすると、植物の中を樹木と草花と大きく分けて、大きさで考えると大きいと小さいで、高さで考えても高いと低いになるために、ここから、樹木は陽で、草花は陰に分けられます。
そのために、杉や松やひのき、又は果樹のリンゴやみかんなどの樹木を陽の木性として、甲木と言う符号を当てはめて、チューリップやマーガレット、シクラメンとすべてのお花は乙木と言う符号にします。
この2分類はすべての植物を分けていますから、乙木と言うのは、コケやツタやツルなども乙木に入り、又、雑草なども当然乙木になるのです。