☆実践算命学・基礎レッスン2―42
調舒星の説明として、「レッスン①」の方で、ずっと説明して来た復習からやって来ていますが、調舒星のキーワードとして第一義には、孤独と言う言葉が入ります。それはなぜかという所から説明してみましょう。
鳳閣星も含めて調舒星の世界は伝達本能ですが、火性は縦線の精神星の中に入ります。そこで、順々に考えて来て、調舒星には「感性」と言う言葉も入るんですよと言う事になったのですが、人間がお互いのコミュニケーションを取る上で、共通に使っているものは何でしょう?
観る、聞く、嗅ぐという形で、視覚、聴覚、嗅覚と、さらに触って感じる皮膚感覚として触覚、味を感じる方の味覚と、この5種類の五感で捉えている訳ですね?ですから、何かが見えたよとか、聞こえたね~と言うのは、お互いが分る世界になるのですが、では、五感以外の世界を考えてみると、第六感と言うように、この世界になると、なんだか胸騒ぎがしたとか、そんな気がしたというふうに、理屈ではない世界になるし、当然、同じ五感とは違う感じ方ですから、説明も出来ないし、又、言われても分らない訳です。
これを陰陽五行説で考えると、五感は5種類に人間の器官を分けてさらに、その中にも陰と陽を考える訳です。そのために、表の感覚として五感があるならば、裏にも五感があるはずと言う事になります。
ですから、第六感から七感、八感・・・と、裏側にも五感があるとすると、十感まである訳ですが、東洋の考え方には、十と言う観念はなくて、九が最大になっていて、十になるとこれは「空」の世界になります。
色即是空の「空」になるのですが、これは、「無」ではなくて、反対に無限大の世界になります。そのために、十は0と同じに戻るのですが、この0自体は本来の「無」ではないという固有の捉え方になります。
そのために、この「零」が「霊」にも通じる事になり、これがいわゆる「霊感」になります。
★おしらせ
2011年1月~2015年1月まで当ブログに掲載していた
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