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☆実践算命学・基礎レッスン③-22 

   

           

十大主星の説明の続きで、今回は龍高星・玉堂星の説明からです。人間の本能を五種類に分類して、この「五本能」に対して、十大主星の10種類を振り分けると言うお話の続きです。

龍高星・玉堂星~習得本能

龍高星・玉堂星は習得本能に分類されますが、習得と言うのは、何かを習う事で習得すると言う意味になります。そのために文字通り知識を吸収すると言う形ですが、これを本能で考えていけば、「知りたい」と言う本能として、誰でも持っている形を考えます。

そのために、その知りたいと言う本能を満たすには、それが学生の時代ならば学校で教わる教科の内容を「学ぶ」という事がありますが、その学校でのお勉強をして成績が良いという事になれば、周囲は“頭が良い”と評価する訳ですね?

しかし、習得の本能を持っているからと言って、必ずしも“頭が良い”かどうかと言うのではなくて、この「知りたい」と言う本能があるからこそ、それを活かして、勉強した結果として、頭脳明晰な人も出て来るのです。

ですから、習得の本能を持っているからと言って、それをどう活かすか、反対に持っていても宝の持ち腐れになるかは、保証の限りではないのですが、少なくとも、好奇心が旺盛だとか、知識欲があると言う気質を持っています。

さらに、「知る」と言う本能を考えてみれば、勉強や学問だけではなくて、日常生活でも常に必要な本能になっている訳です。

例えば、情報を知らなければ、災害が起こったとしても、それが今どうなっているのかを知って避難をするとか、水や食料を確保するというような対処が出来ないように、この習得本能と言うのも、当り前に使っているのです。

ですから、現代で考えても、お互いがコミュニケーションを取る手段がたくさん出て来ているし、又、何でも知ろうとすれば、情報はたくさん溢れていますが、これこそが、日本国は2007年からの10年サイクルは龍高星の時代だったのです。

情報革命によって、試験問題まで、インターネットで「知ろうとする」事もあったように、ウィキリークスが問題になったのも、良くも悪くも、そもそもは、みんなが知りたい情報だったから、と言う時代の流れに入っていました。

情報インフラのテクノロジーは日進月歩のめまぐるしさですが、当たり前になって来たのは、まだ数十年の事だと考えると、すごい変化ですね。

こう言うふうに、数回に分けて、十大主星を五本能に分けて分類して来ましたが、次の段階では、じゃあ、そういう本能を持っている人は、「どう言う気質」で、「どう言う発想をするのか?」と言う事に、繋がって行く事になります。

その前に、次回からのレッスンでは、実際の人物の宿命を出して、この五種類の中の何の本能を持っているんだろう?と言う事を読み取って行く事にしましょう。

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