☆実践算命学・基礎レッスン2―47
調舒星成り立ちを続けましょう、今回は日干火性からです。丙火日干で調舒星が出て来るのは?丙火が陽干ですから、他干は陰干で、火生土の中の己土と言う事になります。
己土は何でしたか?土性の陰で象意は田園とか街で、キーワードは広平です。そうすると日干の丙火は火性の陽で太陽ですから、明暖の心に対して、広くて平らな平地との掛け合わせと言う事になります。
調舒星は固有の感性があるとか、拘りが強いとかと言うイメージですが、明るくて見通しの良い平らな大地で公平と言う組み合わせから出て来る調舒星は、らしさが見えない訳です。
ただし、あくまでも調舒星の気質はあるのですが、表面からは見えない訳ですね?と言う事は、庶民的に明るい感性は、内面的には葛藤があっても表し方がソフトになります。
三田寛子さん
日干が丙火で月干己土は南方調舒星で、月支の己土は主星が調舒星になります。梨園の妻としてしっかり周囲に気を遣いながらも、明るい方ですね?天印星もありますから周囲からも可愛がられている事でしょう。
この配列は、玉堂星の水性と調舒星の火性が水火の激突として、激しい物も秘めていますから、ご主人の手綱もしっかり握って行く事でしょう。
渡辺謙さん
この配列は、日干が丙火で年干己土が北方調舒星になります。難しい役もこなせるのはこの感性があるからでしょうね。この場合には北方にありますから、感性が豊かな目上に縁があり、又、自身も晩年に向かって尚、役柄を選んでいく感じです。