☆実践算命学・基礎レッスン③-55
十二大従星の考え方として、一つ一つ説明して来て、天将星まで終わり、次は天堂星の老人の星の説明からと言う流れまで来ています。
そこで、前回からこの12個の星の中を、さらに大きく分けて、身強、身中、身弱の星と言う3つに分類して考えて行きます。
と言う事で、前回は「身強」の分類まででした。今回は先に正反対の身弱の分け方です。
天印星(てんいんせい) =赤子の星
天貴星(てんきせい) =学童の星
天恍星(てんこうせい) =思春期の星
天南星(てんなんせい) =青年の星
天禄星(てんろくせい) =壮年期の星
天将星(てんしょうせい)=頭領の星
天堂星(てんどうせい) =老人の星
天胡星(てんこせい) =病人の星
天極星(てんきょくせい)=死人の星
天庫星(てんこせい) =入墓の星
天馳星(てんそうせい) =あの世の星
天報星(てんぽうせい) =胎児の星
ここまでやって来てもう一度、すべての星を並べてみると、この十二大従星と言う星区分と言うのは、人間の一生と言っても、生まれてから死ぬまでの間ではなく、その先の死んでからお墓に入り、昇天してあの世に帰って行き、さらに誰かのお腹の中に入ってこの世に戻ってくるという、輪廻転生の考え方が入っています。
そのために、この世で一番肉体エネルギーの強さを発揮して、社会参加をして行く年代を身強に分けて、正反対の方は、天極星・天庫星・天馳星・天報星までの年代区分を「身弱」に分けるのです。
これを対比させると、肉体はすでに滅びていく流れと言うのは、天極星で亡くなり、次にはお墓に入るのですが、ここまではまだ肉体はこの世にある訳です。しかし、それが天馳星になって完全に霊魂もあの世に帰って行く事により、完全に消滅をする事になります。
そして、再度宇宙の藻屑となって分散して行った「気」と言うエネルギーは再度、誰かのお腹に入ってこの世に生まれ変わって来るのです。
ただし、この十二代は星の区分をしているだけで、当然、人間の一生の推移に置き換えている符号のような物ですから、当然、天極星を持っていたからと言って、実際に亡くなっている訳ではなく、あくまでも今生で使うエネルギーの流れを考えるという使い方をします。